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アスペルガー症候群男子の日常を綴ります。

053017 アスペルガー症候群と俺。診断編

こんばんわ、キキです。


少しずつ、俺がアスペルガー症候群
診断されるまでのことを書いていますが、今回はその続きです。



両親の思いが繋がり、
ついに俺は病院に行くことになりました。


今は発達障がいの専門医って
たくさんいるのかもしれませんが、
20年前の当時は医師探しにも苦労したそうです。



なかなか専門医を見つけることができず、
母は意を決して近所の自閉症のお兄ちゃんがいる家に相談に行きました。


病院を紹介してもらい、いざ予約を。




なんと1ヶ月待ちだったそうです。



両親ともに、もやもやした状態で辛かったと言っていました。


もう行かなくても良いのではと何度も思ったそうです。





そしてついに予約の日が来ました。


病院に着くと、
まずは指導員の方たちが発達の検査をします。


俺と両親は別々の部屋に通され、
お互いいろいろな質問に答えていく感じです。



俺は何を聞かれたかまったく覚えていないですが、
両親の方は俺の普段の行動や、生まれてからこれまでのことをいろいろ聞かれたみたいです。




そのあとしばらく待って医師の診察を終えたあと、
いよいよ結果を告げられました。




「発達障がいです。
知能に遅れはないようですが、自閉症でしょう。」



両親は覚悟をして来たはずなのに、
ショックで言葉が出なかったそうです。


これからどうして良いのか、まったく分からなかったとのことでした。




先生から障がいについての説明を受け、
療育の必要性や手続きについて説明を受けても
実感が湧かずに呆然としてしまった両親。


家に着くなり二人で泣いたと言います。



天才と思っていた我が子が、
実は発達障がいだったんですから。




療育をしなければという気持ちはあったけど
両親はなかなかアクションを起こせず、
かと言って普通の保育園に行かせることは難しい、と
しばらく俺は家で母と過ごしていました。


時間が経つごとに冷静に俺の行動を見ていくと、
医師に教わった自閉症の特徴が垣間見えたそうです。



そこでやっと両親は、療育の決意をしました。


診断されてから3ヶ月経っていたと言います。





次回は療育デビューについて書きます。

そこは俺とララが出会った思い出の場所です。笑



長くなりそうなので、今回はこのへんで。




キキ.



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